コジコジ
コジコジが好きだ。
母はさくらももこが好きだったため、漫画コジコジが実家に置いてあった。
年を数えるのに片手が足りなくなって間もない頃の自分にあのシュールな笑いが理解できていたのかは甚だ疑問ではあるが、コジコジの世界観に引き込まれていった。
休み時間には下手くそな絵でコジコジのパクリのハジハジという漫画を自由帳に書いたし、友達が落ち込んでいた時にはコジコジがジョニーくんに送った手紙を真似して「げんきんだしなよ」と言い、キョトンとされた。
最近Twitterでバズっていたコジコジが先生に説教をされるシーンには特に衝撃を受けた。
「大丈夫だよ、コジコジは死なないもん。名前が書けなくても生きてられるよ」
「コジコジは生まれた時からずーっと 将来もコジコジはコジコジだよ」
ある程度大きくなった今考えるとこのセリフにはさくらももこの画一化された教育の無意味さに対する批判が込められているのではないだろうか。
当時はそんなことを考える頭がついていなかったのだが、なんとも核心をついたコジコジの発言が忘れられなかった。
小学校の授業中に、コジコジを真似て担任に「名前書けてなくても生きていけるよ、なんで書かないといけないの?」と聞いたことがある。
女教師は激昂して理由はよくわからないまま名前を書かされた。理由を聞きたかったのに理由は分からなかった。
コジコジの真似をして母親に「俺はジローさ。」と言いビンタされた半魚鳥のジローさながらである。
それ以降、そんなことを聞くことはなかった。そしていつのまにか名前を書くことにも数字をいじくりまわして見ず知らずの兄弟の待ち合わせのセッティングをしてあげることにも疑問を抱かなくなってしまった。
コジコジにはなれなかった僕はメルヘン(笑)の国をどう生きていくかを考えていかなければならない。
東南アジア旅行その3
お久しぶりです。
どうにも自分は自由意志でやる期限のないものが苦手なようです。
張り切ってかいてくそ゛う。
オーナーに見せてもらった地図によると然程大きな島ではないため自転車で一周に挑戦することにしました。
ただ、島の一部は坂が非常にきつく自転車で登るのはかなりしんどいと言われたので少し気合いを入れた。
オーナーに教えてもらった宿に行き自転車をかしてけろ🐸と頼み、注意を聞き流した後自転車を見せてもらうことになった。
、、、、んですが、、、、
とにかくボロい。
駐輪場に長年放置されてきた重鎮を6台集めました⭐️みたいな感じ。
お金も払ってしまったしその中から少しでもマシなものをチョイス。
1日の間とはいえマイセコーなので愛着が湧くだろうと思っていたが手と尻の痛みによりそんなことは全くなかった。
サドルもハンドルもゴツゴツ、道もゴツゴツな上にupdownが激しいためですね。
因みにZ君の相棒は3回くらいチェーンがぶっ壊れててお手手が真っ黒になっていました。かわいそう(KONAMI)
途中のセブン(まじで安心する)で涼んだりしていると海に辿り着いた!!!
汗水流して痛みに耐えながら来ただけあってテンションが上がった。
波打ち際を10分弱堪能して砂まみれのサンダルを履いて自転車にリライド。くれよ。
更に進むと道沿いに屋台を発見した。
体を動かしたのでハラペーニョ。
現地の人がよく行きそうな店っぽかったし行ってみた。
座った感じの写真
屋台はマレー系のムスリムのおばあさんが1人で切り盛りしているようで、先客はこれまたマレー系のおばあさん・孫娘2人の3人組がいた。
おばあさんにメニューを聞くがマレー語しか喋ることができないらしく英語でのコミュニケーションが取れない。
先客の孫娘の1人が英語もわかるらしく通訳してもらって3人でナシゴレンを頼んだ。
辛いよ、と言われたが現地のものを堪能しと思いそのままの辛さで注文した。
ナシゴレン〜〜
美味しそう!!食べて見ると異国風のチャーハンにエビとかが入った感じかな〜
辛いソースは別皿に分けていてもらったので付けて食べたけど辛い🌶
ホットチリソースをかなり辛くした感じ。
翌日以降の肛門の状態を考え3口くらいでやめときました(笑)
平らげてからも自転車旅は続く。
しばらく進むと砂浜沿いの道に出た。まっすぐが続き結構走っていて心地よい。
更に進むとマーケット群にたどり着いた。
水着やTシャツ、飲み物などが安価で売られている。海沿いだから需要あるんだろなーと思いつつ水着やTシャツを物色した。
聞こえるのはマレー語と英語ばかり。そんな中耳馴染みのある言語で話しかけられた。
「あれ、君たち日本人だよね?」
疲れたし次回気になる終わりかたっぽいしここで切りますー
とぅーびーこんてにゅー
夏休み
東南アジア旅行その2
3月22日
格安航空機より格段に広い幅と足をのばすスペースを手に入れ、シティアワンまで仮眠がとれた。
移動って移動するだけやけど案外疲れるんですね。
シティアワンにつくと3人のうち誰ともなく目を覚ましてバスを降りた。
預けていた荷物を受け取っていると3.4人のタクシードライバーに囲まれ「テクシ!テクシ!」とお誘いを受けてしまった。
タクシーでぼられるのはやめたいね。と話していたので僕とZは警戒していた。てかそもそもバスで行くつもりやったし。
タクシードライバーの1人(すごい黒かった、インド系かな)にどこに行くんだ?と聞かれたので「Lumut,by bus」と伝えると「You can't.」と即答された。
なんでや!と聞くと「ここからだと歩いて行くのにはかなり時間がかかりすぎる。」と言われた。
それならと運賃を聞くとルムまで3人で20RMと言われた。ちなみに1RMは30円弱。
思ったよりは高くないなと思ったけど適正価格がわからないのと3で割れなかったので値下げ交渉してみた。ちょっと値下げ交渉してみたかったのもあった。
3人だから割り切れるように18RMにしてくれまへん?と聞くと2RMなんて3人で割れば大差ないだろ?と言われ、んーまあそうかと20RMでルムまで乗ることに。
20RM以上は絶対払わないぞ!と念を押してタクシーに乗り込んだ。
「Where are you from?」-「Japan.」
みたいな定番なやりとりをしていると10分ほどであれがバス停だよと言われた。
なるほど、確かに車で10分のところなら歩いて行くのはかなりしんどい。疑ってごめんよ。
ルムにつくとフェリー乗り場まで案内してくれた。受付の女性とマレー語で何やら会話をしてチケットを渡してくれた。
このチケットは往復で14RMだから帰るときまで取っておけと注意を受け、彼はチケットに名前と電話番号を書いてくれた。
残念ながら電話は使えなかったので彼にコールすることはなかったがとてもありがたかった。
彼と別れてフェリー乗り場に向かうと遠くの船のところでこちらに向かって何やら叫んでいる。
どうも急げ!的なニュアンスだったので3人でダッシュ。ギリギリで乗り込んだ。
座席はまあ運搬用のフェリーという感じで、乗車率は60パーセント程度だった。田舎の方とはいえリゾート地なのにその割には客層が地元民ばかりである。
おかしいなあと思いつつおにぎりを食べてうとうとしていたら20分程度でパンコール島についたので降りてみると意外と寂れていてやはりあれれ?と3人で顔を見合わせた。なんか野生の犬いたし。
日本では野犬をほとんど見ないのでわからないが海外で見ると結構怖いです。何も被害はありませんでしたが。
地図を見ながら中国の商店街的なところを通り抜けていくと山の中の道に入りPANGKOR FISH HOUSEというゲストハウスについた。
朝8時だったが呼び鈴を押してエキュスキューズミーと言うと朗らかな顔をした華僑のおじさんが出てきた。
宿、周辺施設の説明を聞いているがどうも事前に調べていた情報と合わないので聞いてみると僕らが調べていたのはPangkor Laut島という完全予約制のリゾート地で、僕らが降り立ったのはPangkor島という一般市民が住むP angkor Laut島の本島らしい。
Pangkor島に行きたいと言ったのは僕だったので頭を抱えたが本島でもマリンアクティビティはできるということなのでGもZも許してくれた。
一旦休んでから外に繰り出すことにして2時間程度宿を散策したりWiFiで周辺施設を調べながら異国の島で時が経つのを待った。
東南アジア旅行記その1
今年の3月にマレーシアに旅行に行ってきました🇲🇾初海外です。
色々なことを見て食べて経験したのにそれを忘れてしまうのは悲しいなと思ったので記録として残したいと思いました。
人様に見られるものやしとか意識すると日記みたいに淡々と書くのはなあとか色々考えてたらぐちゃぐちゃになってしまった~~文章書くのは難しいなあと実感しました。ご容赦を。
~1月7日~
成人式の前日、留年して気まずくなり一人暮らしを始めたZの家で友人Gと3人で宅飲みをしていた。GとZとは家が近いということもあり中1の頃から仲が良かった。
ちなみにその前に梅田でひな鳥を食してから向かった。生まれてまだ大人にならないうちに殺されて美味しく食べられるひなどりの気持ちとか産んだ先からひなどりが食われて行く親鳥の気持ちとかそもそもこの鶏は食われるためだけに生まれて食われていくのかあとか色々考えることはなく普通に美味しくいただいた。んめえ。
イオンでこさえた酒もだいぶなくなりろれつも回らなくなってきた頃Gが「てか春休みはさ海外行こうや。3人で。」と言った。
留年して暇と金があるZはもちろん、海外に行ったことがなかった僕も「3人なら心配もないやろ!」とOKした。
日程を決めた後に航空費が安い・3人じゃないと行かなさそうなどの条件に合う国を調べてマレーシアに行くことが決まった。10日弱の旅行でマレーシアだけだと飽きてしまうかもしれないということでついでに隣接しているシンガポールにも行くことになった。
3月21日
関西住まいのGとZに合わせて関空から出発することになっていた。母親に起こしてもらい、朝食を摂った後に家族と文鳥に別れを告げて関空へ向かった。
早めに集合時間を決めていたがZはバイトの都合で遅れてきた。それ関係で若干揉めたりもしたがいろはすを奢ってもらうことで手打ちとなった。ちなみにZを待っている間に出国前最後の日本食ですき家を食べた、うまし。
一人あたり5000円分だけ両替し、あとは日本で現金をおろしてクアラルンプール空港で両替することに。おろしている間に搭乗時間ギリギリになりダッシュ。モノレールにギリギリ乗り遅れるも飛行機が遅延してたため一命を取り留めた。
クアラルンプールまで飛行機は七時間。三列シートでした。ひー。
前の韓国人のおじさんの耳毛がボーボーだったのが印象的。
音楽大好き人間なので移動中は基本的に音楽を聴いているのだが、イヤホンの片耳のブヨブヨがなくなりオンオン泣く。シンプルに辛かったなあ。
ぴよ将棋と本とduneで時間を潰す。
実は少し頭が痛かったのだが気にしない気にしないと念じた。(KL空港に着く頃には治っていた)
途中予定してたわけではなかったけどお腹が空いたので機内食を食す。チキンラザニヤ。 美味なり。
Zはカップラーメンを頼むときにseafoodだとおもったら辛(sin)foodを頼むというミスをしていてもがき苦しんでいた。
ちなみに夜電気が消えている時に外を見ると星が見えた。感動。
昼間に出発したので寝ることもできないまま足腰の痛みに耐えうだうだと7時間を消化してKL空港着!!!!!!!!
すげーリアルな絵
降りた瞬間の印象は何と言っても蒸し暑い蒸し暑い。上着を慌てて脱いだ。
赤道に近いマレーシアは3月でも気温が27度近くあった。夏ですやん。
降りてすぐSIMカード屋があったので唯一AndroidでSIMカード挿入口が二つあるGに買ってもらい無事電波を確保した。実は海外での初英語のコミュニケーションで緊張したのだがインド系のお姉さんがかなり不愛想で微妙な気分になったりならなかったり。
電波を手に入れた3人はウキウキしながら進んでいき、そしてUberもGrabも入れていなことに気づく。
UberとGrabは海外で使われているタクシー配車サービスで、これを使うと手軽にタクシーが呼べてぼったくられる心配もないという便利アプリである。
その場で導入しようにもSMSでの本人確認が必要なので致し方なくUberもGrabも無しで旅行をすることに。
マレーシアでは交渉制のタクシーが多くぼられることも非常に多い。というかぼられた、2回くらい。
入国審査は拒否られたらどうしよう、、、、とドキドキしていたが何事もなくあっさり通過。
荷物をスキャンしてからバスのチケットを購入した。
ちなみに最初の行き先はパンコール島というマレーシア北西の小さな島です。リゾートっぽい島に行ってマリンアクティビティとかしたいということで調べてパンコール島に決めました。
パンコール島に行くのには、バスでKLからシティアワンまで行き、タクシーでルムへ、ルムからフェリーという手段を選んだ。
チケットを買ったら続いて為替。僕とGは迷いなく為替したがZはエジプトの空港の為替でぼられた経験からパンコール島で為替する!と言い張る。でもパンコール島はわりかし田舎っぽいしクレカも使えなさそうだから為替していけばと説得し為替をした。
この時点で12時。バスは夜行で朝方シティアワンにつくことになっていたので2時間近く待たないといけない。
GとZがお腹空いたというので食べるところを探しているとアジア系youtuberがガチャでお目当ての品が出るまで引きますというヒカリックな催しをしていてかなりの人だかりができていた。
やっぱしどこの国にも同じ発想のやつがいるんやな。
いろいろ探した結果ファミマで食事をする。日本万歳。
チキンサンドみたいなのを食べますた。マレシーアではイスラム教徒が多く、豚がだめなのでチキン系の商品が多いと感じた。
Zが食ってたトムヤムクンがゲロマズでした。
レジではマレー語で会計中に何かを聞かれとりあえずYESと答えた。
会計後、あー袋はくれないのかーと思いながらチキンサンドを持ってイートインに行こうとしたら袋を持ちながら引き止められた。
どうやらマレーシアでは会計後に袋に入れて商品を渡すらしい。適当にYESというもんじゃないですね。
GとZがゴミを捨てに行き一時的に一人になったタイミングで隣の中華系のおじさんにAre they your brothers?と聞かれて反射的にYESと言ってしまったがよくよく考えたらfriendsやんけ。
僕らが外国人の区別がつかないように外国人から見たら日本人も皆同じように見えるらしい。
バスの前に空港のトイレでみんなで歯磨きをした。日本だとしにくいことも海外なら全然できるなあと思った。別に悪いことしてるわけではないけど。
バス乗り場に向かうため建物の外から出るとバカみたいに蒸し暑い。上はまあ大丈夫なのだが下がジーンズで来てしまったが故下半身の汗がひどくパンツも湿っていて不快感がすごい。
待っている時にデカめのあんちゃんにThis bus goes to Epo? と話しかけられたけど当然知っているはずもないのでI don't know,sorry と答え、そのまま世間話に。
どうやら彼はインドネシア出身らしく我々を現地人だと思ったらしい。中国、韓国、日本の違いなど些細なものなのかなと感じた。
バスの座席は3列シートでAir Asiaの10倍快適だった。夜のマレーシアを見ながら浅い眠りにつき、シティアワンを待った。
なますて
ナマステ。
まえたです。前々からブログを始めたいと思っていたのですが、満を辞さずに始めました。
理由はいくつかあります。普段感じたり考えていることを文章にしてみると思考が整理できる、内省ができると気づいたから。文章を書く能力を伸ばした方がいいと学科の先生に言われたから。何を考えているのかがわからないと言われることが多く、自己開示をすると同時に自分の考えに同意をして欲しいから。干支エトセトラです。
まあ結局誰かに話したいことを宙に放り投げることになると思います。旅行の話とか