東南アジア旅行その2

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格安航空機より格段に広い幅と足をのばすスペースを手に入れ、シティアワンまで仮眠がとれた。


移動って移動するだけやけど案外疲れるんですね。


シティアワンにつくと3人のうち誰ともなく目を覚ましてバスを降りた。

預けていた荷物を受け取っていると3.4人のタクシードライバーに囲まれ「テクシ!テクシ!」とお誘いを受けてしまった。


タクシーでぼられるのはやめたいね。と話していたので僕とZは警戒していた。てかそもそもバスで行くつもりやったし。


タクシードライバー1人(すごい黒かった、インド系かな)にどこに行くんだ?と聞かれたので「Lumut,by bus」と伝えると「You can't.」と即答された。


なんでや!と聞くと「ここからだと歩いて行くのにはかなり時間がかかりすぎる。」と言われた。


それならと運賃を聞くとルムまで3人で20RMと言われた。ちなみに1RM30円弱。


思ったよりは高くないなと思ったけど適正価格がわからないのと3で割れなかったので値下げ交渉してみた。ちょっと値下げ交渉してみたかったのもあった。


3人だから割り切れるように18RMにしてくれまへん?と聞くと2RMなんて3人で割れば大差ないだろ?と言われ、んーまあそうかと20RMでルムまで乗ることに。


20RM以上は絶対払わないぞ!と念を押してタクシーに乗り込んだ。


Where are you from?-Japan.

みたいな定番なやりとりをしていると10分ほどであれがバス停だよと言われた。


なるほど、確かに車で10分のところなら歩いて行くのはかなりしんどい。疑ってごめんよ。


ルムにつくとフェリー乗り場まで案内してくれた。受付の女性とマレー語で何やら会話をしてチケットを渡してくれた。


このチケットは往復で14RMだから帰るときまで取っておけと注意を受け、彼はチケットに名前と電話番号を書いてくれた。


残念ながら電話は使えなかったので彼にコールすることはなかったがとてもありがたかった。


彼と別れてフェリー乗り場に向かうと遠くの船のところでこちらに向かって何やら叫んでいる。

どうも急げ!的なニュアンスだったので3人でダッシュ。ギリギリで乗り込んだ。


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座席はまあ運搬用のフェリーという感じで、乗車率は60パーセント程度だった。田舎の方とはいえリゾート地なのにその割には客層が地元民ばかりである。


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おかしいなあと思いつつおにぎりを食べてうとうとしていたら20分程度でパンコール島についたので降りてみると意外と寂れていてやはりあれれ?と3人で顔を見合わせた。なんか野生の犬いたし。


日本では野犬をほとんど見ないのでわからないが海外で見ると結構怖いです。何も被害はありませんでしたが。




地図を見ながら中国の商店街的なところを通り抜けていくと山の中の道に入りPANGKOR FISH HOUSEというゲストハウスについた。




8時だったが呼び鈴を押してエキュスキューズミーと言うと朗らかな顔をした華僑のおじさんが出てきた。


宿、周辺施設の説明を聞いているがどうも事前に調べていた情報と合わないので聞いてみると僕らが調べていたのはPangkor Laut島という完全予約制のリゾート地で、僕らが降り立ったのはPangkor島という一般市民が住むP angkor Laut島の本島らしい。


Pangkor島に行きたいと言ったのは僕だったので頭を抱えたが本島でもマリンアクティビティはできるということなのでGZも許してくれた。


一旦休んでから外に繰り出すことにして2時間程度宿を散策したりWiFiで周辺施設を調べながら異国の島で時が経つのを待った。


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