フェスティバル
僕の家の近くには高校が3つもある。
感覚は人それぞれなので3つしかないの?と思うような超高校級の方もおらっしゃるかもしれないが僕からすれば近所に3校も固まっているのは非常に多い
最近そのうちの1校が文化祭準備期間に入ったらしい。
いつもよりも遅い時間にワイワイしながら男女グループが下校していく姿を見て、純粋に羨ましくなった。
羨ましくなった、と書いたが実際には「いいなあ」と思った。
が、何に対してのいいなあなのかは自分でも明確には分からなかった
①文化祭を通じてクラスメイトとの交流が深まっていく様子がなんとも青春らしく感じられたから
②JKが可愛いから
②は揺るがない正解として①はどうなんでしょうね。
男子校で体育終わりのギャッツビーの残り香に噎せながら6年間を過ごした僕なので文化祭を通してクラスの女子と仲良くなる男子高校生を見て羨ましく思うのは納得できる。
しかし、高校時代は異性がいなかったとはいえ文化祭活動にはそれなりに勤しんだし文化祭を通して異性と仲良くなるという経験は大学生でもサークル、部活等に入れば可能だ
となるとやはり本質は高校生であるかどうかというところにあるのかな
当然だけどもう僕は高校生に戻ることはできない
世間から剥奪された高校生という資格を持っている上、彼等は大いにその期間を楽しみかつその価値の偉大さにイマイチ気づいていないっぽい
そう考えるとええいあやつらめ!と憎たらしくもなるが自分の高校生時代も早く大学生なりたいわ〜〜と思っていたのでそういうもんなんかな
檸檬が弾けるような日々から4年が経ったけど、別段背が伸びたり賢くなったわけでもない。努力をしてないんだから当たり前やけど
変わったことといえばお腹に肉がつきやすくなったことと全く運動していないのに(していないからかもしれないが)腰が痛くなったことくらいだ
あの高校生たちも4年後には二郎系帰りにニンニク臭い息を吐きながら高校生を見てその深夜にブログとか書くようになるんかな